結婚するなら猫が好きな人
そう決めてたんだ
「……さあ行くよアーサー。」
その言葉にお気に入りのソファの上で香箱を組んでいた愛猫はぴん、と耳を立てた。うっとりとまどろんでいた表情がさっと強ばる。
「大丈夫、怖くないから。」
つとめて優しく、いつも通りに、と自分に言い聞かせつつゆっくり間を…
「.....あの子.....モニカさんね。あの子にとってシャルル様は恩人なのよ。」
ラクシャータの話によると、モニカの両親は小さな会社を経営していたらしい。だが悪徳業者に騙されて会社は借金を抱えて売却を余儀なくされ、家族は路頭に迷う寸前まで追い込まれてしまったという。
だがそんなとき、警察に働きかけてその業者を逮捕させ、会社…
通された部屋は一見したところ病室というより普通の洋間のように見えた。調度は少ないが、シュナイゼルのアトリエで見たように恐らくどれもが自分には想像もつかないような値打ち物なのだろう。片隅には寝台が置かれているがこれも凝った彫刻が施されている。高級ホテルの一室と言っても差し支えなさそうだ。
ラクシャータが歩き出す。その視線の先に大きな…
わけわからんタイトルですが(笑)今回も2本です。
夏バテは私ではなくパソ子の方です。ご心配いただいた皆様ありがとうございました。
熱い(暑い、よりこっちでしょ)日が続いてますので皆様もお体に気をつけてくださいね。過度の節電はかえってよくないですよ。
とうとうパソ子の機関はそれきり止まりました。(でもまだ元素にまでは返ってま…
「いたぁ!!??」
それは突然だった。
ミレイへの借金を返すべく日々走り回る中の久しぶりの休日。窓から入る風の心地よさにうたた寝していると、突然顔面にしびれるような痛みが走ったのだ。
何事かととび起きると、ルルーシュがびっくりしたように身を引いた。(何かを後ろ手に隠したようだったけど気のせいだろうか。)その足下でふー、と…
帰宅しましてなにげにつけたテレビですますまやってました。
ビストロすまっぷ、いつ見ても美味しそうだよなー、とか思いつつコメント返しをしつつ(いつも皆様ありがとうございます)見てましたらゲストはアラ50女性陣、「男性にやってほしいこと」とかいうお題ですまっぷ諸君にリクエストを出すではないですか。「耳元で名前を呼んでほしい」「硬い瓶の蓋を…
夕方から降り出した雨はだんだん強くなっているようだった。窓ガラスを激しく叩く音が聞こえる。
セシルは医局に戻ったのだろう。人の気配は一切無い。目を開けて横を見ても、いつもだったらそこにあるはずの姿は無かった。
ベッドの上に身を起こしてみる。いつもより空気が冷たく感じるのは気のせいではないだろう。指先からどんどん熱が奪われて…
