confession
仮面の騎士としての一日を終えて、スザクが帰ってくる。
入り口で仮面をはずして、部屋に入ってくると ただいま、と笑う。ああこの顔は好きだな、といつも思う。
にゃあ、と一応主人を出迎えているらしい黒猫に手を伸ばして、また噛み付かれている。いい加減諦めればいいものを。
夕食を終えると今日の出来事の報告。大旨いつも通り、特に何事もない一日だったようだと安心する。
なんとなく言葉が途切れて、ふと目が合うと見慣れた翡翠がふいと近づいて、唇を合わせる。戸惑っている間にすぐに離れたスザクは邪気の無い顔で笑うともう一度、今度はやや深く唇を重ねてきた。
「ん...っ」
きゅ、と軽く下唇を咬まれて思わず目を開けると、顔を離したスザクが小さく笑った。悪戯めいた表情を睨みつけると ごめん、と肩をすくめて先程歯を立てた場所に軽く啄むようなキスをする。気恥ずかしいのと、いったいどう反応してよいやらわからず この馬鹿、と心にも無い罵声が口をついて出た。それでもスザクは嬉しそうに笑う。
こうして求められる事が嬉しいと、最近ようやく思えるようになった。それは多分、幸せなことなのだと思う。
「愛してる」
臆する事無く投げかけられる言葉に、無性に泣きたくなってしまうのも。
「愛してるよ。」
「.....何度も言うな。恥ずかしい。」
「だって何度言っても足りないから。」
「もういい!わかった!」
「本当?」
少しばかり疑わしそうに返すから、すねた子供のように尖らせた口先を軽く啄んだ。一瞬 きょん、と目を丸くしたスザクがたちまち満面の笑みを浮かべて抱きついてくる。
「好きだよルルーシュ。大好き。」
「うるさい!わかった!離れろ!」
「やだ」
ぎゅう、と抱きしめる腕はいつだって暖かい。本当は離さないでほしいと思っていると、スザクには気づかれているだろうか。
...............................................................................
「Innocent World」turn21以降のある日の一こま。
幸せっていうのはたぶん、とてもとてもささやかな
ことだと思うのです。
入り口で仮面をはずして、部屋に入ってくると ただいま、と笑う。ああこの顔は好きだな、といつも思う。
にゃあ、と一応主人を出迎えているらしい黒猫に手を伸ばして、また噛み付かれている。いい加減諦めればいいものを。
夕食を終えると今日の出来事の報告。大旨いつも通り、特に何事もない一日だったようだと安心する。
なんとなく言葉が途切れて、ふと目が合うと見慣れた翡翠がふいと近づいて、唇を合わせる。戸惑っている間にすぐに離れたスザクは邪気の無い顔で笑うともう一度、今度はやや深く唇を重ねてきた。
「ん...っ」
きゅ、と軽く下唇を咬まれて思わず目を開けると、顔を離したスザクが小さく笑った。悪戯めいた表情を睨みつけると ごめん、と肩をすくめて先程歯を立てた場所に軽く啄むようなキスをする。気恥ずかしいのと、いったいどう反応してよいやらわからず この馬鹿、と心にも無い罵声が口をついて出た。それでもスザクは嬉しそうに笑う。
こうして求められる事が嬉しいと、最近ようやく思えるようになった。それは多分、幸せなことなのだと思う。
「愛してる」
臆する事無く投げかけられる言葉に、無性に泣きたくなってしまうのも。
「愛してるよ。」
「.....何度も言うな。恥ずかしい。」
「だって何度言っても足りないから。」
「もういい!わかった!」
「本当?」
少しばかり疑わしそうに返すから、すねた子供のように尖らせた口先を軽く啄んだ。一瞬 きょん、と目を丸くしたスザクがたちまち満面の笑みを浮かべて抱きついてくる。
「好きだよルルーシュ。大好き。」
「うるさい!わかった!離れろ!」
「やだ」
ぎゅう、と抱きしめる腕はいつだって暖かい。本当は離さないでほしいと思っていると、スザクには気づかれているだろうか。
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「Innocent World」turn21以降のある日の一こま。
幸せっていうのはたぶん、とてもとてもささやかな
ことだと思うのです。
この記事へのコメント
他人様のお宅で、スザルル吸収っ!!!ぺこり。
私もまたことあるごとにエキスを吸収しに参りますのでよろしくお願いします~